2021/07/24 12:00
も:絵はいつもどこで描いているんですか?
高:基本的には自宅のリビングです。絵を描く用のアトリエもいつか欲しいですね笑
も:それは是非実現させたいですね笑
では、次の質問!普段どんな音楽を聴いていますか?
高:椎名林檎さんですかね〜。私、歌詞にすごく影響されるんですけど、世界観に浸って酔って描くとか。
でも、例えば友人からの結婚式で使うウェルカムボードなどのイラストの依頼は、もちろんハッピーな気持ちで描きたいので、あえて西野カナさんのような、歌詞がキュンキュンするものを聴いて、モチベーションを上げます!
そうじゃないと、椎名林檎さん出てきちゃうんで笑
あとは韓国はやっぱりアイドルの国なので、BLACK PINKとかも聴いてます。
も:尊敬する人は?
高:う〜ん。。。難しいですね。ああいう人になりたいとかはあっても、もしかしたら尊敬する、とかはあんまりないかもしれません。
も:まだ出会ってないのかもしれませんね〜。
では次の質問。コロナの自粛期間中にハマってたことって何かありますか?
高:読書ですかね。哲学書を読むのが好きです。
も:私は哲学科を卒業したんですが、哲学は苦手で・・・汗
どんなところが好きなんですか。
高:皮肉っぽい言い回しだったり、あとは最初に自分の意見を言い切ってしまうところです。
その後で、理由だったり理屈だったりを述べているところに、だよね!って共感しちゃうんです。
読者に色々考えさせるところも好きです。
も:何か哲学が好きになるきっかけがあったんですか。
高:生きることについて、悩みを持ったことですかね。人生の先輩たちは、生きることについて、どう考えたのかが知りたかったです。
知らないと、何で生きているのか、どうやって生きていくのかがわからなくなってしまって。
も:そこが入り口だったんですね。
高:哲学書を読んでて感じたのは、みんな生きることにあっさりしてるなって。
生まれてきたから仕方ない、みたいな。決して前向きではないですけど、変に期待せずに生きていこうって。
人間は結局一人だから、他人に高く望まずに生きていこうって。他人に依存するんじゃなくて、自分の人生をもっと充実させていこう、と教わりました。
高:あと最近はジグソーパズルにめっちゃはまってます!
も:意外な答え!何ピースぐらいです?
高:まだ始めたばかりなので、500ピース笑
やっていくうちに思ったのは、ここに合うはず!と思っていたピースが合わなかったり、思ってもみなかったピースがすんなりはまった時に、これって人生と似てるなって。
物事ってこうやって疑っていくべきなんだなって思いました。自分はいつでもミスが犯せる人なんだから、気をつけて生きていこうって笑
も:高さんは、一人で没頭することに、向いているのですね。
高:あ、あと鳥の動画をめっちゃ見てます!!鳥は最高の癒しです・・・!
も:私は鳥のくちばしが苦手で・・・
高:そういう方いらっしゃいますよね笑 でもあのふわふわの中に、くちばしとかっていう毒があるのがたまらないんです!恐竜っぽい足で、テケテケ歩いたり。
鳥カフェにも行きたいな〜!
も:猫カフェみたいな?攻撃とかしてこないですか?汗
高:みんな慣れているから大丈夫ですよ笑 それに、鳥たちはくちばしを動かすのが仕事ですからね。そこがまた、可愛いんです。
も:じゃあ、次の質問は動物つながりということで・・・。
うちの飼い猫の、ルカが最近ソファーで粗相をしてしまう癖がついてしまって困ってるんですが、高さんだったらどうします?涙
高:いつも同じ場所でするんですか?
も:そうなんです。しかもこの部屋で一番高価なソファーで・・・。
高:おっと〜!笑 そのソファーを動かす場所もないですもんね。えー、どうしよう笑
そこをもう、諦めてトイレにしちゃうとか?笑
も:爆笑
高:ペットシートとかを敷いてね笑
も:ちょっとやってみますね笑
も:わたしの得意料理は「うどんすき」なんですけど、高さんって料理します?
高:ほとんどしないです!実家暮らしになって、本当にたま〜にキムチチャーハンを作るくらいです・・・あとはパスタかな。たまーに、たまーにですけどね笑
もともと料理にはあまり興味がなくって。片付けも苦手です汗
でも、両親の結婚記念日にケーキを作るとか・・・イベント系はすごく好きですね。
も:優しいですね!
高:何か企むのってすごい好きなんですよね。でもそれ以来、ケーキも作ってないなあ。
も:お菓子って特に難しいですよね。レシピが長いと、それだけで心が折れるというか。
高:私はもう、ホットケーキでいいです笑
も:ポストカード、ぜひうちの飼い猫のルカを描いて欲しいです!
高:もちろんokですよ!最近は動物とか風景とかをもっと描いてみたくって。
も:風景もいいですね、高さんの絵で見てみたいです。
高:最近水彩画を描いていないので、私の絵を好きだって言ってくださってる方が、今の私の絵を見てどんな反応をするのかがちょっと怖いですね・・・。
も:そっか〜・・・。でも、楽しみでもありますね。
高:水彩のイラストと、そうでないイラストの共通点とかを見つけたいですね。
ちょっと怖い気持ちもあるけど、ぜひ見て欲しいですね!
も:改めてですが、持病の高さんへの影響は大きいですよね。
高:そうですね。健康な人には分かってもらえないかもしれないですけど、今の自分がいるのは、持病のおかげと言っても過言ではないです。
あんなに大変なことを乗り越えたんだから、他のことなんて、全然へっちゃらっていう考え方になりましたね。
物事に対して、できなかったらできなかったで別にいいやって、軽い感じで挑めるようになりました。
も:いい考えですよね。大事大事!
高:繰り返しになりますが、人に対する余計な期待とか、見返りを求めてしまう欲張りな気持ちとかもだいぶ少なくなりましたね。
も:私はまだまだダメだ〜。
高:私もまだなんですけどね!前よりはちょっとだけ減った気がします。
も:だって、そういうふうに考えるってすごく難しいじゃないですか。それもなんというか、クセみたいにしていかなきゃいけないのかなって。
高:あー、確かに。
も:意識的にするというか。
高:そうそう。そもそもそういう考えができなかったから、体を壊してしまったというか。
だから、自分を守っていけるバリアみたいなものを、自分で作っていかないとダメだなっていうのはすごく感じます。
絵に対しても、無理をして毎日一枚描くのが大事なんじゃなくて、できる時に、時間をかけてでも自分が納得できるものをちゃんと完成させる。
「ちゃんと」っていうのがすごく大事かな。
高:あと、今後のことを考えながら描かない。こういう絵を描いておいた方がいいんじゃないか、とか。
そうじゃなくて、今自分が描きたいものを素直に描くのが大事だなって。
も:自分の描きたい絵が描ける才能が羨ましいですね!
高:いやいや・・・それしか私にはなくって・・・。
も:そのセリフを言ってみたいです!笑
高:今後は何か、面白いことをしたいですね。
も:と言いますと・・・?
高:例えば、会社のプロジェクトで絵を描くんじゃなくて、気の合う人と、絵を通して何かをするとか。まだ全然具体的じゃないんですけどね笑 それが今後の、野望かな。
も:いいですね!では、高さんの新たな企みを期待しつつ、今回のインタビューはこの辺で終わりたいと思います。高さん、ありがとうとございました!
高:ありがとうございました。